福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズ 1stカード 戦評

福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズ 1stカード 戦評

2020年6月19日。

ようやく今年のプロ野球が開幕しました。

球”春”ではなく既に初夏に入りそうな開幕は不思議な気持ちになりますね(>_<)

今回は鷹党の筆者が千葉ロッテマリーンズとの開幕カードをお伝えします!

開幕戦は2-1で延長サヨナラ勝ち!

Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
M 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 0
H 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2 7 0

※チーム名はM=千葉ロッテマリーンズ、H=福岡ソフトバンクホークスの略

勝:高橋礼(1勝)

負:東條(1敗)

開幕戦は2-1でホークスの勝利!

…ですが勝ちは勝ちでも辛勝という印象でした(-_-;)

色付きイニングは筆者が見た試合の高評価イニングです。

そこを中心に試合を振り返ってみましょう!

開幕投手は初の大役東浜投手!中継ぎは嘉弥真投手中心に好リリーフ!

先発はプロ8年目で初の開幕投手に指名された東浜巨投手!ストレートと鋭く落ちるシンカーとのコンビネーションで打ち取っていくピッチャーです。

結果は5回を投げて被安打2与四球2奪三振5失点0!

筆者の意見はまず、「開幕投手お疲れさまでした。ナイスピッチング!」というところ。

一方で辛口ですが「物足りない」という印象もあります。

無失点は評価出来ますし、ストレートは150キロオーバーを連発!シンカーでかわすのではなく、ストレートで押すピッチングでした。

ただ、コロナの影響で調整が難しかったとはいえ、投球回が5回は心許ない…ストレートで押すにしても5回で95球を要するようでは押しきれていないです。

ボール自体は力強さを感じたので、次回はそこを課題に修正してほしいですね(^^)

そして、筆者がターニングポイントになったと思うのは巨さん降板後の6~8回!

6回を任された嘉弥真投手、8回を投げたモイネロ投手は1イニングを3者3振の圧巻のピッチング!

7回の岩嵜投手は球を置きにいっている印象で、内容はあまり良くなかったですが、何とか無失点。見事にケガから復活!

また、長谷川選手のダイビングキャッチは超ファインプレー、チームも岩嵜投手も救ったビッグプレーでした!!

相手のマリーンズ先発石川投手はテンポ良く6回を79球で抑えていて、先に先発投手が降板してしまったなかでリズムを作った中継ぎ陣と守った野手陣はサイコーです(^^)

ギータ選手が先制点!栗原選手がサヨナラ打でヒーローに!!

6回~8回までの終盤を中継ぎ陣と長谷川選手中心の野手陣に守り切ったホークス!

この3イニングを無失点に抑えて流れを作ったホークスは8回柳田選手の犠牲フライで先制!

9回守護神森投手が打たれ同点になりますが、延長10回にドラマが…

今年ブレイクが期待される栗原選手がサヨナラタイムリー!

この日は5打数2安打と打撃陣の中でひと際輝きを見せてくれました。先制シーンもストレートをレフト前ヒットして得点に絡んでいましたね!

クリリンはストレートに強いバッターなので、本格派投手との対戦は特に楽しみです!

バヤシさん1番クリリン2番だとクリーンナップへの繋がりが良いですね(^^)

筆者は相手先発投手が右投手の場合は栗原選手、左投手の場合は今宮選手など柔軟にオーダーを組むことを期待したいです!

和田投手力投も2-3で惜敗…

Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
M 0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 6 0
H 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 8 1

※チーム名はM=千葉ロッテマリーンズ、H=福岡ソフトバンクホークスの略

勝:ハーマン(1勝)

セーブ:益田(1セーブ)

負:松本(1敗)

2戦目は2-3でマリーンズに敗戦…

ホークス先発和田投手が好投するも援護することが出来ませんでした。

色付きイニングは開幕戦と打って変わって、悪い点(ブルー)ばかりです。もちろん良い点もあったので、そこも書いて紹介していきたいと思います。

先発和田投手は7回途中7奪三振1失点と好投も…松本投手が勝ち越しを許す

先発はプロ18年目のベテラン和田投手!”隠し球”投法というボールの投げるポイントが見えづらい独特のフォームから投げるストレートが武器のサウスポーです。

結果は6回1/3を投げて被安打4与四球3奪三振7失点1!

筆者は和田投手の大ファンですが、正直

「5回を2、3失点に抑えてくれれば十分かな…」

と思っていました…ワッチごめんなさいm(__)m

左肩痛から見事に復活し、好投してくれました!特にストレートは140km台を多く計測し、全盛期を思い出させてくれるナイスピッチングやったと思います(^^)

ホームランを打たれてしまいましたが、ほぼカンペキですね。次回登板は必ず勝ちが付いて欲しい!

7回ワッチからバトンを受けたのは松本投手。惜しくも開幕ローテーションを逃しましたが、コロナの影響により調整が難しかった先発投手のバックアップとなる”第2先発”として期待されるピッチャーです。

7回は見事に抑えてくれたのですが、ピンチは8回に訪れます…

先頭の藤岡選手にフォアボールを与え、バントで得点圏に進むと途端にボールがバラつき始めます。ストライクゾーンにボールが入らず、ワイルドピッチで決勝点を献上…(-_-;)

しかし、このイニングをブルーにしているのは内容もそうなのですが、采配に疑問が残るからです。

明らかにボールがバラついており、ワイルドピッチ後2つのフォアボールで満塁にするまでピッチャーを代えませんでした。

リードされていましたが、まだ1点差だったので、筆者は早くスイッチすべきだと思います。

攻撃は淡白でソロホームラン2発だけ…

攻撃はロッテ先発種市投手の攻略に苦しみます。

6回に柳田選手がバックスクリーンに特大のソロホームラン!!

打った瞬間入ったと分かるギータ先生のホームランはスカッとしますね(^^)

この時ランナーが溜まってギータ先生を迎えられなかったのが残念…

8回にも明石選手がソロホームラン!

野手唯一のダイエー戦士が元気なのは嬉しいですね(^^)

上林選手の欠場をカバーしてくれましたし、明石さん様様です!

さて筆者が高評価イニングとしたのは、初回ですね(^^)

「0得点なのに、なんで高評価?」

という読者さんがいるかもしれませんね。

なぜなら、この回は種市投手の立ち上がりを攻めて繋いだ理想的な攻撃だからです。

2番クリリンがツーベースを放つと、ギータ先生が進塁打を打ちランナーを進めます。そして、新加入のバレンティン選手がスイング…

結果はサードライナーでしたが、当たりはヒット性の良い打球でした!ココはこの日ライト前とセンター前にヒットを放ち、広角に打球を打っていました。

外国人のホームランバッターにしては意外な、器用なバッティングはパリーグでも順応出来る可能性を感じました。もうすぐ火が付くのではと期待できます(^^)

一方ホームランが出た6回は低評価です。今度は

「得点が入ったのに、なんで低評価?」

となるかもしれませんね。

それはホームランの後の攻め方が悪かったからです。

ギータ先生のホームランが流れを変え、ココとハセさんが連打で繋ぎますが、ここで松田さんが浅めのライトフライ…(-_-;)

チームがバントじゃなく攻める指示だったら、それはそれでOKやと思います。マッチさんもインコースストレートをライトに打ったので、最低限進塁させようという意識は感じました。

ただ打ちにいくならキッチリゴロを打たないといけないです。また、采配も終盤なので、2塁ランナーのココに代走周東選手を送り、代打に左打者の上林選手でも良かったのではないかと思います。(バヤシさんの背中の張りの程度が分からないので、何とも言えませんが…)

少ないチャンスをモノにしないと、得点には結びつかないでしょう。

二保投手が危険球退場で大荒れ…1-5で大敗

Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
M 0 4 0 0 0 1 0 0 0 5 8 0
H 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 9 0

※チーム名はM=千葉ロッテマリーンズ、H=福岡ソフトバンクホークスの略

勝:美馬(1勝)

負:二保(1敗)

3戦目は1-5でマリーンズに敗戦…

この試合は何といってもピッチャーが良い面と悪い面を出したゲームでした。

では振り返っていきましょう!

二保投手が危険球退場、後を受けたルーキー津森投手がグランドスラム被弾

先発はプロ12年目で初めて開幕ローテーションを勝ち取った二保投手!三振を奪うよりもツーシーム系のボールで打たせてアウトを取るピッチャーです。

結果は1回0/3を投げて被安打2与死球1奪三振0失点3…

初回はテンポ良く打ち取る上出来な立ち上がりだったんですが、2回に豹変してしまいます。連打を喰らい、マリーンズの中村選手の頭にボールが…

中村選手はバントの構えでしたから、大きくすっぽ抜けたわけではないのですが、インコースを攻めすぎてしまいました(-_-;)

バントの時って普通に構えている時より避けづらいんですよね…

中村選手、申し訳ありませんm(__)m

二保投手はこれで危険球退場となり、急遽ルーキーの津森選手がノーアウト満塁のピンチに駆り出されます。

迎えるのはロッテの主砲井上選手。

「落ち着いてアジャ打ち取ろう(>_<)」

という願いも虚しく、打球はセンターバックスクリーンへ…奇しくも昨日のギータ先生のホームランと同じバックスクリーン弾をお返しされてしまいました…

グランドスラムで一挙4失点…打線がまだ低調なホークスには重い決勝点でした…

このイニングをブルーにしていますが、二保投手や津森投手以上にここでも采配に疑問があります。

ちょっと厳しいですが、二保投手は論外です。千賀投手や高橋礼投手が戻れば真っ先にローテ剥奪される内容です。(事実、後を受けた礼ちゃんは開幕戦に続き好リリーフしました。)

ただここでも、危険球退場の後の継投が意味不明。ノーアウト満塁の場面でプロ初登板のルーキーツモリンを送りました。

もし、チームが会社としてルーキーの新入社員にいきなり

「大きな契約だから、1人だけど任せたぞ!ダメだったら〇億円の損失だからな!!」

という重大な仕事を任せますか?

プロですし、中継ぎピッチャーはピンチの場面で抑えるのが仕事です。ですが、初登板はもっと楽な場面で使い、しっかり抑えさせて自信を付かせるべきだと筆者は考えています。

会社で例えましたが、工藤監督は課長や部長といった管理職に当たる人です。そのポジションにいる人は部下を守る義務があります。采配だけでなく、そういう頼りになる部分がもっと欲しいと思いますね(>_<)

打線は少しずつ繋がりを見せるも、1得点止まり…

打線に関しては、もはや低評価を付ける気力も湧かない貧打…

やっと2回にマッチのタイムリーで得点!ホームラン以外での得点をドンドン増やしていきたいですね。

相手を上回る9安打を打ちながら1点止まり…

中々噛み合いませんね。

筆者はクリーンナップはかなり良いと思うので、そこに繋がる1、2番と、クリーンナップがアウトになった時チャンスメークできる下位打線がハマれば自ずと得点しだすと思います。

2回以降はリリーフピッチャーが好投していただけに奮起してほしいですね。

1人名前を挙げて喝を入れるなら牧原選手。

4回に打順が回ってきますが、マリーンズ先発美馬投手の初球を打ってピッチャーゴロ…

実は美馬投手は好投していましたが、昨日までの石川投手や種市投手に比べ、打てるシーンは結構あったと思います。球数も多く、結局この日5回で96球投げ降板しました。

そんなピッチャーを助けるような初球打ちの凡退…

厳しい言い方ですが、何も考えて打ってないのがハッキリ分かります。凡退しても何球か見送ったり、ファールで粘ったり出来ないと出る意味がないです。

ホームランバッターでもコンタクトヒッターでもないマッキーは少しでも打席で粘る、塁に出たら掻き回す…そんなイヤらしさが必要になってくると思いますね。

まとめ

現在のホークスは投手力で守り勝つチームカラーです。

昔のダイハード打線と言われた”打て打て”チームではありません。少ない得点を投手、特に中継ぎ陣が守っていく野球ですね(^^)

どの試合もそれがしっかり現れました。

ココさんを獲得したものの、得点力の大幅アップは中々難しいと思います。

なぜなら、筆者はホークスの得点力不足は長打力や外国人助っ人で解消出来る原因ではないと考えているからです。

筆者が考えるホークスが得点するために必要なことは

  • 四球を選ぶ
  • ケースバッティングを行う

この2点かと思います。

皆ヒットは打てていますが、例年得点に結びつかないのはそういう強かさが欠けているから!

泥臭くても良いから、ヒットよりフォアボール!アウトになっても進塁させる犠打や犠飛!!

皆どこかプレーが粗く感じてしまう筆者でした(>_<)

次のカードはリーグ覇者の西武!

王者にどういう試合を演じるか楽しみです!!

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